山口市大内御堀 木造平屋住宅4棟解体工事

山口市解体工事

目次

■ 物件概要

所在地山口市大内御堀
建物の種類木造平屋住宅
解体面積合計112坪(4棟)
工事内容内装解体、建物解体、廃棄物処理、整地作業
工事期間3週間

1. 解体工事の背景

今回の解体工事は、長年空き家となっていた木造平屋住宅4棟の老朽化が進み、安全面や景観の観点から解体を決定したものです。

所有者の方は、以前は住宅や倉庫として活用していましたが、居住者がいなくなり、維持管理が困難となったため、解体を決断されました。放置された空き家は、老朽化による倒壊リスクや、不法投棄・害獣の発生など、地域にも影響を及ぼす可能性があります。そこで、適切な解体を行い、今後の土地活用につなげることを目的としました。

また、本現場は接道が狭く、大型車両の進入が困難なため、2トントラックを使用しての搬出が必要でした。さらに、重機には木造解体仕様機を採用し、狭小スペースでも作業がスムーズに進むよう計画を立てました。

大内御堀解体工事
解体前施工前

2. 工事の詳細

(1)準備作業

解体工事を安全かつ効率的に進めるため、以下の準備を実施しました。

  • 現場調査の実施:ライフライン(水道・ガス・電気)の確認
  • 重機・車両の搬入経路の検討:狭い接道に対応した最適な運搬ルートの確保
  • 近隣対応:騒音や振動の影響を最小限に抑えるため、事前に住民へ説明と挨拶回りを実施

(2)解体作業

① 内装解体

  • 残置物がないため、畳や襖などを撤去後、内装材の分別解体を実施
  • 廃材を適切に仕分けし、リサイクル率を高める工法を採用

② 建物解体

  • 屋根材や外壁を手作業で撤去し、安全確保を徹底
  • 内装解体後、木造解体仕様機を活用し、構造材を慎重に解体
  • 外周のブロックは残すため、基礎部分の解体は慎重に進行
山口市解体工事
躯体建物解体工事中

③ 廃材の分別・処理

  • 木材、金属、コンクリート、ガラスなどの廃材を適切に分別し、リサイクル可能な資材の再利用を最大化
  • 2トントラックでの搬出を前提に、効率的な積み込みと運搬を実施

3. 安全対策

作業員および周辺環境の安全を確保するため、以下の対策を講じました。

  • 防音シートの設置:騒音を最小限に抑え、近隣住民への影響を軽減
  • 防塵ネットの使用:粉塵の飛散防止策を徹底
  • 安全講習の実施:作業前に安全管理の徹底指導を実施し、事故防止対策を強化
山口市解体工事
躯体解体工事中

4. 工事の成果(ビフォー・アフター)

解体後の敷地は整地作業を丁寧に行い、すぐに次の活用ができる状態に仕上げました。今回は、解体後の利用用途が未定とのことで、今後の土地活用を考慮し、整地面の美観にも配慮しました。

山口市解体工事
解体工事完了後

5. 解体工事のポイント

(1)効率的な作業手順の確立

狭小地での解体作業において、適切な重機選定と搬出計画が重要となりました。木造解体仕様機を活用し、作業効率を向上させることで、予定通りの工期で完了することができました。

(2)安全管理の徹底

狭い現場での作業は事故リスクが高いため、作業前の安全講習と適切な防護措置を講じることで、無事故・無トラブルでの施工を実現しました。


6. まとめ

今回の山口市大内御堀での木造平屋住宅4棟の解体工事は、狭小地での重機搬入、2トントラックのみでの搬出、外周ブロックを残す作業など、慎重な計画が求められる工事でした。

悪天候の影響もありましたが、適切な段取りと安全対策の徹底により、事故やトラブルなく無事に工事を完了することができました。株式会社BLASTは、今後も地域の皆様に信頼される解体業者として、安全・確実な施工を心掛けてまいります。

解体工事のご相談は、ぜひ株式会社BLASTまでお気軽にお問い合わせください。

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株式会社BLAST

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