崩れかけの空き家

山口市徳地建つ、古い木造平屋建住宅の解体工事を施工させて頂きました。
もう長い間人が住んでいないため、家の周りは雑草や木で覆われており、一部は屋根が崩落してしまっております。
近年、空き家の処理問題が表面化されてきたことから、弊社でも多くの空き家解体のご相談が寄せられています。
こちらの空き家も、その内のひとつで施主様が遠方にお住まいなことから管理も大変だということでご依頼を受けさせて頂きました。

建物の裏手が崩落していることから、その部分から水分や湿気、動物の侵入を許してしまっています。
建物というものは、管理者の手を離れてしまうと途端に老朽化が加速してしまいます。
室内の床は朽ちて腐り、天井や壁も崩れ落ち、動物が出入りすることで中の残置物が好き放題荒らされてしまいます。

小屋

道を挟んで向かい側にも小さな倉庫がございましたので、この度一緒に解体を施工させて頂きました。
もし解体を検討されている建物が近くに隣接している場合、単一の工事で一緒解体工事を施工する方が工事費が安くなります。

解体工事

室内の残置物を撤去し、建物の解体工事を開始します。
通常の手順では先に屋根材を人力で撤去した後に建物本体を解体していきますが、こちらの建物は老朽化が著しく屋根の一部が崩落しているため、屋根に登ることが危険と判断したことからそのまま解体していきます。

解体中の様子

屋根材を事前に撤去する大きな理由は、まず危険な落下物から作業員や通行人を守ることがまず一つ。
そしてもう一つの理由が、落下した屋根材が他の建物の廃材と混ざることを防ぐことです。
当然ですが、解体で発生する廃材は燃えるゴミ、燃えないゴミなど各種細かく分別して処分する必要がございます。
瓦などの屋根材は衝撃が加われば割れて細かくなることから、落下させてしまったら後の分別作業が非常に大変となります。
今回は仕方がなく屋根材を残しましたが、上記の理由から屋根材は事前に撤去することが通例です。

作業員

建物を解体した後は、ひたすら分別作業となります。
非常に地味な作業となりますが、この分別作業をどれだけ丁寧に行えるかが解体業者の力量となります。
この分別と現場の清掃作業は、後の工事仕上がり具合に直結します。

倉庫の基礎

向かいの倉庫も解体しました。
外観の見た目以上に基礎や土間がしっかり造られていました。
もちろん、これらも撤去していきます。

解体後

解体後は、地面に残っている廃材のかけらを綺麗に取り除いていきます。
これらは基本的に人力で地道な作業となります。

最後は整地して完工となります。
建物裏の石垣が崩れていましたが、こちらは施主様曰く元々崩れていたとのことでしたので、そのままの状態で置かせて頂きました。
半壊した空き家などは、通常とは異なる工程になることから工事費が高くなってしまう場合がございますので、もし解体をご検討されている方がいらっしゃいましたら建物の老朽化が本格的に進む前に解体されることをおすすめします。

場所山口市徳地
建物木造平屋建住宅 + 木造倉庫
工事内容残置物撤去
建物解体後粗整地仕上げ
坪数約23坪 + 4坪
工事費164万円