山口県を拠点に解体工事を行っております株式会社BLASTです。
今回は、山口市小郡御幸町にて施工した木造二階建て住宅の解体工事についてご紹介いたします。
物件概要
所在地 | 山口市小郡御幸町 |
建物の種類 | 木造二階建て住宅 |
解体面積 | 約29坪 |
工事内容 | 内装解体、建物解体、廃棄物処理、整地作業 |
工事期間 | 1週間 |
解体工事の背景と現場環境
本案件は、某不動産会社様よりご依頼をいただいた物件で、土地売却を見据えての解体工事となりました。
現場は両隣に住宅、裏手にはマンションが立ち並ぶ住宅密集地に位置しており、飛散・騒音・粉塵対策が必須の環境でした。
また、前面道路がカーブ途中に位置し、重機やトラックの出入りに誘導員を配置する必要があるなど、慎重な作業が求められる条件でした。

解体工事の流れ
1. 準備作業
着工に先立ち、現地調査を行い、ライフライン(電気・水道・ガス)の停止確認、重機・車両の侵入経路の確保などを実施しました。
また、工事による影響を最小限に抑えるため、近隣住民の皆様へ事前のご挨拶も徹底いたしました。
2. 内装解体
本件では残置物が事前に処分されていたため、畳や襖の撤去後、石膏ボードを中心とした内装材の解体を行いました。
木造建物の解体効率を高めるため、内装材をすべて撤去し、木材のみのスケルトン状態にした上で本体解体へと進行しました。
3. 建物解体
屋根材・壁材を順に取り外し、重機と手作業を組み合わせながら、安全かつ効率的に建物全体を解体しました。
4. 廃材の分別・処理
木材、金属、石膏ボードなどを徹底的に分別し、可能な限りリサイクルできるよう配慮しながら搬出・処分を行いました。

安全・環境対策
解体工事では、安全と近隣への配慮が最も重要です。
本現場では以下の対策を講じました:
- 防音シートの設置:工事騒音の軽減
- 防塵ネットの使用:粉塵の飛散防止
- 散水作業の実施:埃対策として定期的に散水
- 安全講習の徹底:作業前に安全確認ミーティングを実施

解体後の仕上がり
解体完了後の土地は整地された状態で、美しく仕上がりました。
今後は売土地として活用される予定ですが、弊社では常に“次に使う方の視点”を大切に、丁寧な仕上げを心掛けております。

今回の工事のポイント
- 狭小地・住宅密集地での慎重な作業
- 内装から本体まで計画的な解体工程の構築
- 重機と人力のバランスを取った効率的作業
- 近隣環境への最大限の配慮
まとめ
今回は山口市小郡御幸町にて、木造二階建て住宅の解体工事を無事完了いたしました。
交通の制限や住宅密集地での作業など難しい条件もありましたが、事前準備・安全管理・近隣配慮を徹底することで、事故なくスムーズな解体が実現できました。
株式会社BLASTでは、地域の皆様に信頼いただける解体工事を目指し、日々丁寧な施工を心掛けております。
解体工事に関するご相談・お見積もりは、どうぞお気軽にご連絡ください。
