所在地 | 山陽小野田市赤崎 |
建物の種類 | 木造住宅火災現場 |
解体面積 | 85坪 |
工事内容 | 建物分別解体、建物解体、廃棄物処理、整地作業 |
工事期間 | 約2週間 |
解体工事の背景
今回の解体工事は、火災で住宅が全焼した災害物件です。
火災物件は全焼している物や全焼していない物など具体的には木材、ガレキ、コンクリートガラ、一般の廃棄物など通常の解体よりも手作業や重機を使い分別をすることが主な作業となります。
工事の詳細
準備作業
解体工事に先立ち、まずは現場調査を行い、ライフライン(水道、ガス、電気)の確認、重機やトラックの侵入経路の確認などを行い解体を円滑に進めるための計画を立てます。
重機や機械などの騒音が発生する為、近隣住民の方々に挨拶回りをさしていただきました。
解体作業
工事期間中、主に以下の手順で作業を進めました:
現場準備:木材やガレキなどのゴミを重機や手作業で分別し、トラックの侵入口を作ります。
このような物件は分別したゴミを迅速に処分することが重要です。
廃材の分別と処理:木材、金属、瓦礫類などの廃材を分別し、限りなくリサイクルができる様に施工いたしました。
安全対策
火災物件での解体作業中は、保護具を着用して
周囲の安全を確認して燃えた廃材の灰など有害物質に注意しながら作業していきます。
防音シートの設置:近隣への騒音対策として、防音シートを設置しました。
防塵ネットの使用:埃の飛散を防ぐため、防塵ネットを使用しました。
安全講習の実施:作業前に安全講習を行い、全員が安全手順を確認しました。
工事の成果
ビフォーアフター
解体後は整地された綺麗な土地となりました。
今回の物件は解体後がまだ決まっていない為、お客様のご期待に添える仕上がりを徹底して行なっております。
今回の解体工事のポイント
成功ポイント
火災現場での成功のポイントは安全対策の徹底が最優先です。
火災により構造物が弱体化しているため、倒壊や二次災害のリスクが高まっています。
事前に安全診断を隅々まで行い、強度が見込まれない場合などは必要な補強を施すことが必要です。
次に、適切な廃棄物処理が求められます。
焼失した建材にはアスベストや有害物質が含まれる可能性があるため、法令に基づいた適切な処理と環境保護への配慮が重要です。最後に、近隣への配慮が欠かせません。
粉塵や騒音が発生するため、近隣住民に対する説明や対策(防音シートや散水など)を講じることで、周辺への影響を最小限に抑えることが大切です。
まとめ
今回は山陽小野田市の火災物件の解体工事でした。全焼した物件だった為ガレキ類、木材、一般廃棄物が散乱していてほとんど手作業での分別が主な物件でした。
灰などの有害物質も出る為作業員や歩行者の方に気を配り安全に施工することができました。依頼主のご期待に応える形で無事に完了しました。
これからも、地域社会に貢献し、信頼される解体業者として、一層の努力を続けてまいります。解体工事に関するご相談は、ぜひ株式会社BLASTまでお問い合わせください。