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今回は、山口市小郡にある軽量鉄骨造2階建の住宅を解体工事施工させて頂きました。
外観からは木造に見えますが、こちらの建物は梁や柱が小規模な鉄骨で構成された軽量鉄骨造の建物となります。
鉄骨造というと何となく無機質なイメージを連想しますが、住宅の軽量鉄骨の場合は、あくまで骨組みの部分が鉄骨であるだけで内装部分や外装部分の見た目は基本的に木造と変わりありません。
そのため、建物の解体前には木造と同様に内装材や外壁材の事前撤去が必要となります。
軽量鉄骨造の住宅は、一般的に木造住宅と比較して耐用年数や耐震性に優れていると言われています。
一方で、断熱性が木造と比較して劣っていたり、鉄は音を伝達しやすいことから防音性が低くなりがちというデメリットもございます。
しかし、上記はあくまで一般論で鉄骨の厚さや内外装材の種類で変わります。
そして、解体工事を施工する立場から見た木造と軽量鉄骨造の違いとしましては、まずは千切れづらいこと。
木造の場合は、重機で引っ張ったりすると梁や柱は折れるため千切って切断することが可能ですが、軽量鉄骨の場合は折れはしますがなかなか千切れません。
そのため、ガス切断機などで部分的に切断したり、あらかじめ接合部のナットを解いたりと事前準備が必要になることもございます。
今回は、特に上記のような道具も必要なく、順調に解体工事が進んでいきました。
今回の解体工事期間中は、常に天気が不安定で頻繁に雨が降っておりました。
BLASTの解体工事は、作業員や近隣住民の方々に危険やご迷惑をお掛けしてしまう状況でない限り、天候に関わらず工事は進行させて頂きます。
なので、天候によって工期が大幅にずれるような事態は起こりませんのでご安心ください。
もちろん、雪の降る日も細心の注意を払いながら工事を進めます。
建物と基礎を撤去すると、今度は仕上げの整地へと移ります。
今回の整地は、真砂土や砕石などを用いない粗整地での仕上げとなります。
大まかな作業は重機でおこない、際や細かな作業は人力でで調整していきます。
もちろん、表面に浮いてきた廃材の残りは都度撤去して綺麗にしていきます。
仕上げは、重機のキャタピラ跡を消していき作業は終了となります。
毎回のことですが、同じ場所でも建物があるのと無いのとではまったく違う景色になってしまうのはいつ見ても驚愕してしまいます。
BLASTでは、小さな小屋やカーポートの解体から工場などの大規模な解体まで、解体工事のことなら何でもお任せください。
ご相談やお見積りは完全無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
場所 | 山口市小郡 |
建物 | 軽量鉄骨2階建居宅 |
工事内容 | 解体後粗整地仕上げ |
坪数 | 約30坪 |
工事費用 | 非公開 |
山口市阿知須 小屋解体工事その2
2022年12月
今回は、山口市阿知須にある小さな小屋の解体をおこないました。
実はこの小屋、以前同じ阿知須地区で小屋の解体を施工した施主様と同じで、解体した小屋のすぐ隣に建っていたものとなります。
昨今の台風によってトタンや屋根材が破損し、解体しないと危険と判断して再度解体の依頼を頂きました。
施主様は山口県外の離れた場所に在住のため、現場のお立会いは困難だったことから、解体工事に関することはすべて電話やメール等の遠隔でのやり取りでお話を進めて参りました。
解体する小屋は、以前同様に狭い場所に建っていること、規模がとても小さいことから人力での解体作業とさせて頂きました。
基礎部分は、ブロックに乗っかっているだけの簡単な造りなため、これではたしかに強風や台風によっていつ倒壊するか分からない状態で、このまま残しておくのは非常に危険でした。
さらに、施主様は遠方に在住のため、万が一倒壊等によって周辺へ被害を出してしまった場合、すぐに対応が出来ないため管理も非常に厳しいです。
解体工事自体は、この規模の建物の場合は人力とはいえ1日で解体することが可能ですので、サクッと解体工事を進めていきます。
とはいえ、釘や突起物でケガをしかねない状況は他の解体物件と変わりませんので、小規模だからと言って油断せずにしっかり解体していきます。
上物を撤去した後に、基礎であるコンクリートブロックも撤去します。
一応基礎ではありますが、ただ地面に置いてあるだけのコンクリートブロックなため、斫る必要などもなく手でそのまま撤去が可能です。
あとは、地面に散乱している解体後の小さな残留物などを綺麗に掃除して完工となります。
これで、施主様は倒壊の心配もなく安心です。
老朽化した建物や今後使う予定の無い建物など、放っておいても老朽化が進む一方で、再枠の場合は倒壊してしまうケースも少なくありません。
倒壊してしまった建物を解体する場合、いつ完全に倒れるか分からない危険リスクに加えて廃材の分別作業がより大変になることから、倒壊する前の状態と比較して解体費用が上がってしまうケースがほとんどです。
そして、なにより倒壊時に通行人や近隣の建物などを巻き込んでしまった日には、後で取り返しのつかない大災害へと発展しかねません。
もし、そのような物件をお持ちで悩まれている方がいらっしゃいましたら、お気軽に当社までご相談下さい。
ご相談やお見積りは、完全無料で承っております。
場所 | 山口市阿知須 |
建物 | 木造倉庫 |
工事内容 | 人力解体施工 |
坪数 | 約4坪 |
工事費用 | 13万円 |
山口市朝倉町 石綿含有屋根材撤去工事
2022年11月
今回は、山口市朝倉町にある住居の瓦を一部撤去して欲しいとのご依頼を受けまして、この度撤去工事を施工させて頂きました。
こちらの住居の瓦は、大部分が一般的な焼き瓦となっておりますが、一部分のみ違う材質の瓦に変えられており、その部分が劣化により破損し、昨今の台風によって飛散してしまっているようでした。
最初は瓦の葺き替え工事を依頼するにあたり、撤去も含めて瓦屋さんに依頼をお願いしたそうですが、後にこの瓦に石綿(アスベスト)が含有していることが判明したため、瓦屋さんでは撤去できないと言われ、困った施主様が当社へご相談を受けました。
実際に瓦を拝見しますと、昔に屋根や外壁に使用されていたようなスレートのような素材で、見るからに石綿を含んでいそうな材質でした。
廃材に石綿が含まれている場合、通常とは異なる手順で撤去処分作業をおこなう必要があり、その度合いは廃材によってレベル1~3に分類され、数字が少ないほどより厳重な準備を用いて撤去する必要が生じます。
今回の瓦は、その中でも一番撤去処分が容易なレベル3の廃材でした。
とはいうものの、石綿を含んでいる廃材に変わりはございませんので、入念な現地調査の上、飛散防止の養生設置、作業員の保護具装着、石綿作業主任者の選任をおこなうなど事前に必要な準備を整えた後、作業に入ります。
屋根材を投げたり落としたりすると割れて石綿が飛散したしまうため、作業はすべて手渡しでおこなうなどして飛散防止に努めます。
しかし、屋根材の劣化が激しく作業員が乗るとそのまま割れてしまうものも少なくありませんでした。
屋根材を剥ぐと、なんとその下から別素材の屋根材が出てきました。
施主様にお話を伺うと、今回撤去した瓦に葺き替える前の屋根材だそうです。
施主様はてっきり葺き替え時に撤去したものと思われていたため、その存在自体を知りませんでした。
施主様に事前に説明をして残しているのならいざ知らず、説明なしに残しているのはいかがなものかと思います。
昔、悪徳リフォーム業者などが問題になった時代がございましたが、もしかするとその時期に葺き替えを依頼されたのかもしれません。
ちなみに、こちらの屋根材はアスファルトシングルというもので、施工された年代によっては石綿を含んでいます。
おそらくこちらのアスファルトシングルも石綿は含んでいると思われますので、みなし扱いで一緒に撤去させて頂きました。
アスファルトシングルを剥がすと、ようやく下地の鉄板が見えてきました。
ここまで剥がしておけば、瓦屋さんが葺き替え工事をおこなえます。
下から出てきたアスファルトシングル分の追加費用が発生してしまいましたが、無事に撤去作業は終了しました。
これで新しい瓦に葺き替えましたら、台風や強風が吹いても安心です。
石綿含有廃材の処分にお困りの方は、株式会社BLASTへお任せ下さい。
場所 | 山口市朝倉町 |
建物 | 木造2階建住宅 |
工事内容 | 瓦の撤去工事 |
坪数 | 約30㎡ |
工事費用 | 35万円 |
山口市阿知須 小屋解体工事
2022月6月
この度、山口県阿知須のとある小屋の解体工事を承りました。
こちらの小屋、見ての通り老朽化が著しく壁や屋根のトタンの多くは破れており、木材も腐っているためいつ倒壊してもおかしくない状態でした。
施主様は山口県外に在住のため、なかなか管理も行き届かず倒壊のリスクを考えた結果、今回は解体のご依頼を承りました。
上記の写真は最初のお見積り段階に撮影したものですが、実はお見積りの結果、一度は解体工事を見合わせておりました。
建物も小さく何もしなくても倒壊しそうなほど朽ちているので、施主様側でもDIY施工ができるのではないかという結論に至ったみたいでした。
その後、再度施主様よりご連絡を頂き弊社が解体工事を請け負うこととなりました。
こちらが、弊社が着工する前の状態です。
お見積り段階と比較して回りのトタンなどが撤去されておりました。
施主様にお話を伺うと、施主様の家族で解体を試みてみたけど途中でケガを負ってしまって工事の継続が困難になったとのことでした。
一見老朽化した建物は解体が容易に見えますが、それ以上に多くの危険が伴います。
解体作業中は常に倒壊の危険が付きまとい、梁や屋根といったところに足を掛けた途端に折れて落下してしまう危険もございます。
柱も腐食してどこまで機能しているのかが定かではなく、まだ柱が残っているからと思い1本抜いてしまった瞬間、突然崩壊してしまうということも起こります。
さらに、解体中の建物には釘や針金といった鋭利な突起物が多く存在し、落下や転倒の際に誤って体と接触して大ケガを負ってしまう恐れもございます。
上記リスクの他にも、多くの危険を伴うのが解体工事です。
安全に解体工事を行うには、それ相応の道具や設備、そして技術が必要となります。
そのため「自分でも出来そうだから」という安易な考えはせず、弊社をはじめとした解体工事のプロへお任せ下さい。
この解体工事は規模が小さいこと、基礎や土間は残し、狭いことから人力での解体工事となりました。
人力解体の場合、重機による解体と比べて騒音や埃の発生が少なく、終始綺麗に工事を進められることがメリットです。
施工後は周囲を綺麗に掃除して終了となります。
これで倒壊の危険性も無くなり安心です。
場所 | 山口県山口市阿知須 |
建物 | 木造倉庫 |
工事内容 | 人力解体工事 |
坪数 | 約4坪 |
工事費用 | 13.5万円 |
山口市小郡 テナント内装解体工事
2022年1月
山口市阿知須 集合住宅内装解体工事
2022年1月
この度は、山口市阿知須にあるRC造集合住宅の内装解体工事を施工させて頂きました。
内装工事は大型施設などの大規模な工事を除いて、基本的には人力解体になることが一般的です。
RC造の建物は、木造と比較して気密性が高いため、粉じんや埃が舞い上がる空気の中での作業となる場合が多く、古い建物の場合はアスベストなどの有害な建材が使用されているケースもあり、場合によっては専用の手順や設備が必要となります。
また、窓の無い部屋は真っ暗なため、視認性も悪く場所によっては投光器が必要な場合もあります。
建物自体の解体も含めて、RC造の建物は木造に比べて解体工事費用が高額になるケースが多いです。