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山陽小野田市刈屋の木造住宅解体工事を施工させて頂きました。
刈屋は古くから漁村として栄えていたことから、沿岸沿いから内陸に向かって斜面地に住宅が並んでいます。
解体工事を施工する上でこの斜面地上の建物というのが曲者で、業界では敬遠されています。
今回は、その辺の事情も踏まえて施工事例を掲載致します。
古い斜面地の住宅は、構造上石垣の上に建っている場合がほとんどで敷地内に車でアクセスすることが基本的に不可です。
それに加え、斜面地から各住宅へアクセスする道はきつい急こう配の坂である場合が多く、幅も非常に狭いため、車はもちろんバイクや自転車すら走行することが出来ない道が普通に数多くございます。
そのため、古い斜面地上に建っている建物を解体する場合は人力解体になる場合がほとんどで、廃材の運搬も駐車場まで人力で下ろしていかなくてはなりません。
そしてこちらの建物は、例にもれず車の侵入不可な勾配のある歩道を200mほど進んだ先に佇まっていたため、通常の手順では着工することが出来ませんでした。
そのため、解体工事は途中まで完全に人力解体となり、廃材の運び出しも車道まで人力で運ぶ必要がありました。
上物が無くなった段階で小型の重機が搬入可能となりましたので、そのタイミングで導入し解体工事の作業効率を向上させ一気に終わらせました。
また、基礎部分はそのままでは人力運搬は困難でひとつひとつ現場内で破砕して運搬しなければならず、手間やコストを考えた結果、基礎部分はそのまま残しての施工とさせて頂きました。
この後は、残りの細かながれきやゴミを撤去して工事完工となります。
このような車両や重機が搬入出来ない物件の場合、解体工事を請けてくれない業者も多く、請け負ってくれた場合もとても高額な費用となることが多いです。
弊社の場合も通常と比較して工事費用は高額になりますが、可能な限りご要望にお応え致します。
他社様で断られた方、または高額なお見積りを出されてお困りの方は、諦める前にBLASTへお問い合わせ下さい。
場所 | 山口県山陽小野田市 |
建物 | 木造2階建て |
工事内容 | 一部人力解体、人力運び出し |
坪数 | 約25坪 |
工事費用 | 250万円 |
山陽小野田市 木造解体工事
2022年1月